「朽ちないサクラ」は県警広報課の主人公が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく物語。愛知県平井市在住の女子大生が、たび重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。地元新聞の独占スクープ記事により、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが明らかに。県警広報広聴課の職員・森口泉は親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたと疑うも、身の潔白を証明しようとした千佳は1週間後に変死体で発見される。自責と後悔の念に突き動かされた泉は、自らの手で千佳を殺した犯人を捕まえることを誓う。
西村寿行の同名小説を、アクション作品に定評のある丸山昇一が脚色し、数多くのテレビドラマを手がけてきた長谷部安春が監督した、角川映画テイストあふれるアクション・サスペンス。しばたはつみによる主題歌もヒットした。 警視庁捜査一課の仁科草介はマンションの自室で襲われ失神。気がつくと、自分の銃で撃ち殺された男の死体が転がっていた。仁科は新聞記者の蜂島らの協力を得て、大物政治家の中臣晴義と日本ウラニウム鉱社社長の平井剛一が、戦時中に五千キロの金塊を積んだまま墜落した爆撃機を探していることを知る。中臣と平井は金塊をめぐり対立しており、仁科はその争いに巻き込まれ罠にはめられていたのだ。爆撃機の搭乗員たちは、仁科の生家で一夜を過ごしており、金塊の処分についてもそこで話していたというのだが…。